海外の反応：中国が日本に侵略の歴史を反省するように促す

中国、日本とフィリピンの協定を牽制　「平和を壊すべきでない」https://t.co/BQ4f1VteDp

「地域の平和と安定を破壊すべきではない」と述べ、両国をけん制した。

「アジア太平洋には軍事グループや陣営対立は必要ない」とも強調した。
— 産経ニュース (@Sankei_news) July 8, 2024

海外の反応

中国、日本に「侵略の歴史を反省せよ」と促す。日本政府がフィリピンとの防衛協定に署名したことを受け。
「地域の平和と安定を損なう行動や地域の団結と協力を損なう行動は、地域の人々の警戒と共通の反対を引き起こすだろう」とリンは言った。だから君の国はフィリピンと揉めるのをやめるべきだ。
中国が日本に「侵略の歴史を振り返れ」と言った後、フィリピンとの防衛協定に署名したが、かつて侵略して残虐行為を行った国が協定に同意したことは、すべての出来事が終わった後でも良好な関係が築けることを示している。なんて皮肉なんだ。
これはさらに良いことだ。フィリピンの当時の大統領エルピディオ・キリノは、日本の捕虜を無条件で帰国させることを選び、自身が帝国日本軍に対して個人的な恨みを持っていたにもかかわらず、隣国との良好な関係を築く可能性を壊したくなかったからだ。日本政府はその動きを非常に評価し、賠償金を支払い、フィリピン政府に物資を寄付した。これは、中国が見せたくない例だ。脅威にならないための最も簡単な方法は、親切にして仲良くすることだということだ。
中国自身の侵略についても語るべきだ。19世紀は「屈辱の世紀」かもしれないが、18世紀の清朝中国は「侵略の世紀」だった。ベトナム、ビルマ、ジュンガル・モンゴル、グルカ族など、十の偉大な戦役の中で何度も侵略した。
しかし、彼らは自分たちについては語らないだろう。清朝は漢民族ではなく満州族だと言い訳するだろう。
実際、彼らは清朝を「中国化された」と見なしているが、それも完全には正しくない。
そして、元朝（モンゴル人）についても同じことをしたんだろうか？
その通り。中国の歴史学では、異民族国家を中国の一連の王朝の一部と見なす傾向があり、中国を一つの連続した政治的存在として描いている。元朝が中国の制度を採用し「中国化」したと言われるが、これは多くのモンゴル国家に共通しており、現地の制度を継続させたため、モンゴルの政治構造を押し付けることはなかった。したがって、中国が常に外国の侵略者を中国化してきたという主張は、規範外のものではない。元朝は実際には中国化し、しかし中国を去ったときには非中国化した。彼らはモンゴルの大群と政治的に連続しており、征服した中国の宋帝国とは連続していない。
ジュンガル・モンゴルについては聞いたことがなかった。ひどい話だ。
これは中国の歴史のあまり知られていない部分で、現在の中国の国境を「自然」と見せるためにしばしば軽視されている。実際には、ジュンガル人は内アジア（1600〜1755年頃）の重要な地域勢力で、ロシア、中国、チベットの勢力と関わっていた。過去には、青海はこれら四つ（おそらくそれ以上）の政治的独立国家の間の紛争地帯だった。
中国がこれほど大きくなったのは、極端な暴力によって一つの帝国国家が他を破壊したからで、これは歴史を振り返れば明らかだ。
中国は一つではなく多くの中国があったから巨大になった。過去600年間で、明帝国、大清帝国、中華人民共和国の三つがあった。PRCは大清の領土の多くを主張しているが、これは問題がある。なぜなら清は非常に拡張主義的で、明の二倍の大きさだったからだ。19世紀の中国が非常に不安定だった理由の一つは、征服された民族による民族反乱があったからだ。これらは「内部の紛争」や「内戦」として扱われることが多いが、同様に適切な用語は「反植民地反乱」だ。
中国の最大の反乱は、イエスの兄弟を名乗る男によって始められた。
その通り！ただし、状況は非常に複雑だ。太平天国の指導者たちは、西洋の宣教師に中国の伝統的な神「上帝」とキリスト教をどうやって調和させるかを尋ねていた。彼らは直接的に外国勢力に対する反感を抱いていたわけではなく、むしろ満州政府を占領勢力と見なしていた。
アメリカ、イギリス、ソビエト連邦が中国を救ったんだ。真珠湾攻撃がなければ、満州は日本の鉱山州だっただろう。アメリカは日本を無条件降伏させるために焼き払ったが、その後すぐに飢餓を防ぎ、国を再建した。今日の日本は世界最大の経済大国の一つであり、民主主義社会であり、人々が幸せで充実した生活を送れる場所だ。帝国日本はほとんど認識できない。フィリピンとの防衛協定に参加することで日本が再びその歴史を繰り返すという考えは、馬鹿げている。
公平に言えば、日本がアジア全域、特に中国で行ったことは、ドイツがヨーロッパで行ったこととほぼ同じだ。それを忘れてはいけない。
それはまた、ヨーロッパとアメリカが日本や他の国々に対して行ったことからも影響を受けている。彼らはただ少し熱心だっただけだ。
ベトナムの現代の独立の触媒となったのは彼らだ。占領中に100万から200万人のベトナム人を餓死させ、フランスがやったことよりもはるかにひどい恐怖をもたらした。彼らは運動を引き起こし、その精神はフランスと最終的にはアメリカに対するものとして続いた。
彼らは主要国を自律的なものとして見ていない。システム全体がトップダウンの情報供給、意思決定プロセス、世界観に基づいている場合、フィリピンと日本が独立して共に地域覇権から離れることを理解するのは不可能だ。どうやってこの認知的不協和を処理するか？当然、アメリカのせいだ。20ドル賭けてもいい、彼らはアメリカを引き合いに出すか、少なくともほのめかしただろう。
中国は自国民の自由と自治の欲求を踏みにじってきた歴史を振り返るべきだ。
そして、自国民を戦車で轢いたこと、それを歴史から抹消しようとしたことも振り返るべきだ。
さらに、中国文化を破壊した大躍進の結果、推定6000万人の中国人が死亡したことも振り返るべきだ。